産みたての卵の殻は、クチクラという成分で表面がおおわれています。
これは、卵を産むときにニワトリから分泌された粘液が乾燥したものです。
クチクラは細菌が殻の表面にある気孔(穴)から侵入するのを防ぐ働きをしています。
生物ってこういう所がスゴイですよね!
クチクラは洗うと簡単に取れてしまうので、保管方法が悪かった時代には
卵は洗わない方が良いと言われていました。
現在、ほとんどの卵は養鶏場で集められた後に卵より5℃以上高い温度の
殺菌出来るお湯で洗浄・すすぎ・乾燥を行い適切な温度で管理されています。
なので、スーパーで買った卵は手に付いている雑菌を気孔から
侵入させてしまう恐れがあるので洗わない方がよいと思います。
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